宮古島は日本有数の人気リゾート地です。美しい海と豊かな自然に恵まれ、年間を通じて多くの旅行者が訪れます。ただ、陸路ではアクセスできず、大都市からは遠いため旅行費用が気になるところ。
この記事では、「宮古島旅行が安くなる時期」をテーマに、よりお得にリーズナブルに旅を楽しむヒントをお伝えします。
少しの工夫と賢い予約戦略で、旅費を大幅に抑えることもできるのでぜひ参考にしてみてください。
【この記事はこんな方におすすめ!】
・はじめて宮古島に行く
・宮古島の穴場の旅行シーズンを知りたい
・賢い予約方法を知りたい
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【大前提】人気と費用相場は比例する
ホテル代にしても飛行機代にしても、原則として需要が高ければ価格もそのぶん高くなります。言い換えれば、最も人気の高いシーズンは、同時に最も旅費相場も高い時期でもあるということです。(ただし、予約方法によっては安く抑えられます。詳しくは後述)
宮古島においては、「夏休み」「ゴールデンウィーク」「年末年始」が三大旅行シーズンといえ、この時期は宿泊施設や航空券が高騰します。
一方で、これらのピークシーズンが終わると、観光客の数が減少しそれに伴って価格も下がる傾向にあります。この原則を理解することは、旅行を計画するうえでは必ず押さえておきたいポイントです。
宮古島の安い時期!おすすめのタイミングTOP3
「できるなら旅費を安く抑えたい」、旅行を計画する方の多くが抱く願望です。ここでは宮古島への旅費が安く抑えられるタイミング3選をお伝えしていきます。
宮古島旅行の安い時期①:冬
冬の宮古島は観光のオフシーズンにあたるため、ホテル代や航空券代を安く抑えられます。
海水浴には不向きですが、観光客が少ないぶんのんびりとした時間を過ごせます。ホテルの稼働率も夏のハイシーズンより低いため、直前でもいいお部屋が比較的空いています。
12月から2月にかけての平均気温は約17~20度。日本の多くの地域よりもずっと暖かく、快適な冬の休暇を過ごすのに最適です。
ただし、年末年始だけはホテル代・航空券代ともに高騰するので、旅費を安く抑えるならそこを避けるのが賢明です。
メリット | デメリット |
・1年で最も安く旅行を楽しめる時期 ・観光客が少ないため、ビーチや観光地を静かに楽しめる ・日焼けしたくないという人にもおすすめ | ・海水浴には不向き(ウェットスーツを着用すればシュノーケリングやダイビングは可能) ・曇りの日が多い |
宮古島旅行の安い時期②:長期休みの直後
ゴールデンウィーク、お盆休み、年末年始など、長期休みの直後も穴場のタイミングです。これらの時期は、観光シーズンのピークを過ぎ、多くの旅行者が日常に戻るため、宮古島は比較的静かな時期となります。
特にゴールデンウィークのあとは、観光に最適な気候なのでおすすめです。休みをずらせるのであればこれほど、これほどおすすめなタイミングはありません。
また、学校の夏休みが明ける9月~10月ごろもベストシーズンです。暑さが和らぎ、徐々に過ごしやすい気候になっていきます。もちろん海水浴も楽しめるので、旅費を抑えながら宮古島らしさを満喫できるでしょう。
メリット | デメリット |
・連休と比べると格段に旅費相場が下がる ・GW明け、夏休み明けは気候もよく観光のベストシーズン | ・お仕事や学業の休みがずらせないと難しい |
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宮古島旅行の安い時期③:梅雨
宮古島の梅雨は一般的に5月中旬から6月中旬にかけて続きます。ゴールデンウィークと夏休みのちょうど間の時期にあたるため、宿泊施設や航空券はリーズナブルになります。
ちなみに、梅雨の宮古島は短時間で雨が過ぎることが多く、晴れの日も決して少なくありません。
というのも、沖縄県の梅雨入り発表は県全体として行われます。沖縄本島から宮古諸島・八重山諸島(石垣島や西表島など)までをまとめて「梅雨入りしました」と発表されます。
沖縄本島と宮古島は約300㎞離れており、東京で例えると「東京ー愛知」「東京ー宮城」の距離に匹敵します。同じ沖縄でも事情はかなり異なるため、たとえ沖縄が梅雨入りしたとしても宮古島では空梅雨が多いというのはそういう理由があります。
参考:梅雨って何?「梅雨入り」「梅雨明け」の発表|asahi.com
メリット | デメリット |
・GWと夏休みの間の時期なので穴場の時期 ・梅雨でも晴れ間が出ることは多い | ・7~8月よりは雨や曇りの日が多い ・天候に依存するアクティビティが制限されることがある |
データを見ると6月の降水量が少なくなっており、「あれ?」と感じる方も多いかもしれません。
実は気象庁による梅雨入り・梅雨明けの発表は、
沖縄全体のみとなっており、石垣島や宮古島単体での発表はありません。
そのため本島ではまだ雨が多いけど、宮古島は晴れが続き「もう梅雨明けしたのでは?」ということも珍しくありません。
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宮古島へ安く行く方法
旅行の費用は、スケジュールの立て方や予約の仕方次第で、ある程度圧縮することができます。最期に、宮古島への旅行をよりリーズナブルに楽しむヒントをお伝えします。
とにかく早く予約する
旅費を安く抑えるためには、「航空券や宿泊施設をいかに早期に予約するか」がカギとなります。
ヤフー・データソリューションの調査によれば、旅行者のおよそ8割の人が「2~3週間前に予約を確定」しているそうです。お得に航空券やホテルを押さえたいのであれば、少なくとも1ヵ月前には予約を済ませましょう。
理想的には、半年前ぐらいにスケジュールを立てられると余裕をもって旅行計画を進められます。夏休みやゴールデンウィークであっても6ヵ月以上前に予約を行えば、かなり旅費を抑えられるケースも少なくありません。
早期予約は希望する日程やフライト、宿泊施設の選択肢が豊富なため、自分のプランに最も合った選択ができます。
航空券・ホテル・レンタカーをセットで予約する
宮古島への旅行では、航空券、ホテル、レンタカーをセットで予約することを検討してみてください。
セット予約は「ダイナミックパッケージ」とも呼ばれ、それぞれを別々に予約するよりもコストを抑えることができるため効率的かつ経済的に予約ができます。
さらに、複数の予約をひとつのプラットフォームで管理できるため、旅行の準備がより簡単になります。
LCCやゲストハウスを利用する
宮古島(宮古空港と下地島空港)に就航しているの航空会社は、以下の4社です。
- JAL
- ANA
- スカイマーク
- ジェットスター
スカイマークとジェットスターは比較的航空券が安いので、リーズナブルに旅をしたいならこの2社を検討してみましょう。ただ、JALやANAと比較すると発着空港と便数に制限があるので、住んでいるところによっては利用できない可能性があります。
また、宿泊に関しては、ゲストハウスを利用すると、ホテルに比べてかなりリーズナブルな価格で滞在できます。豪華なサービスには期待できませんが、そのぶん宿のオーナーや他の旅行者との交流が楽しめる場合もあります。
楽天トラベルやじゃらんのセールを狙う
旅行オンライン予約サイト「楽天トラベル」と「じゃらん」では、定期的にセールや特別割引クーポン配布を実施しています。
例えば、楽天トラベルでは「楽天スーパーセール」、じゃらんなら「じゃらんスーパーウィーク」などが代表的です。これらを活用することで宿泊費やパッケージツアーの費用を大幅に削減できる可能性があります。
ただし、セールやクーポンには上限数量が設けられていることもあるので、セールが開始されたらすぐに予約を行うのがおすすめです。
お得に宮古島旅行を楽しむならパック予約がおすすめ!
宮古島旅行の予約を検討されている方におすすめなのが、すでにお伝えした「ダイナミックパッケージ」。「ホテルと航空券の最安の組み合わせを知りたい」「手軽にお得なプランを検索したい」という方は、ダイナミックパッケージで旅行の予約を済ませましょう。
ダイナミックパッケージとは
ダイナミックパッケージとは、航空券・ホテル・レンタカーなどを組み合わせて一括で予約できる旅行商品のことです。ネット予約の普及とともに、その利便性の高さから多くの方が利用するようになっています。
ダイナミックパッケージのメリット
・パックツアーより選択肢の幅が広い
→旅行代理店が扱っている従来型のパックツアーよりも融通が利き、利用できるホテルも幅広いのが特徴です。
・臨機応変にプランが立てられる
→訪問先を複数にしたり、往復の利用空港を変えたり、お気に入りのホテルに連泊したりと、好きなようにプランを立てられるのもダイナミックパッケージの魅力です。
・予約がとにかく楽
→ひとつのサイト上で、飛行機・ホテル・レンタカーの予約が完結するので予約作業がとにかく簡単です(もしかするとこれが一番のメリットかも)。
ダイナミックパッケージのデメリット
・LCC(格安航空券)は利用不可
→ダイナミックパッケージの場合、基本的には「JAL」もしくは「ANA」を利用することになります。宮古島にはジェットスターやスカイマークが就航していますが、それらの飛行機会社を使う場合は、完全フリープラン(飛行機やホテルを自分で別々に予約する)となります。
・必ずしも最安になるわけではない
→ダイナミックパッケージは必ずしも最安値になるとは限りません。航空券の予約サイトやホテル予約サイトで、格安チケットを探したほうが最安値の組み合わせを探せる可能性は高くなります。「とにかく安くで旅行したい」「ネット予約には慣れている」という方は、個別に探したほうがいいかもしれません。
ダイナミックパッケージなら、3泊中1泊のみホテルを予約することも可能です。
例えば、月曜日~木曜日の3泊4日の旅の場合。月曜日と木曜日の飛行機を予約し、その間の任意の1日だけホテルの宿泊予約ができるということです。
ダイナミックパッケージはかなり融通が利くので、とてもおすすめ!
人気のあるダイナミックパッケージはこちら
ダイナミックパッケージは航空会社や旅行会社などさまざまな業者が取り扱っています。なかでも編集部のおすすめは以下の4社。
上記2つは航空会社系列のダイナミックパッケージ。下2つは宿泊予約サイトのダイナミックパッケージです。
どちらもマイルを貯めることができ、選択肢の広さも豊富です。航空会社系列で予約するメリットは、何かイレギュラーがあったときの対応が丁寧という点が挙げられます。一方、宿泊予約サイトの場合は、マイルのほかにそのサイト独自のポイントが2重で貯まるのが大きなメリットです。
→JAL公式HPで宮古島行きの「JALパック」を探すならこちら
→ANAスカイツアーズで宮古島行きのパッケージを探すならこちら