6月の奄美大島は、梅雨がはじまり雨が多くなる季節。それでも台風はまだまだ鳴りを潜めており、多少の雨なら、シュノーケリングや海水浴を楽しめます。5月のゴールデンウィークよりも旅費が安く、7～9月の台風シーズンよりも予定が立てやすいので穴場の時期とも言えるでしょう。
この記事では6月の奄美大島の過ごし方、天気や服装について、そして訪れるべき観光スポットと体験アクティビティまで紹介します。梅雨の奄美大島を楽しむためのヒントをまとめてお届けするので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事はこんな方におすすめ！
- 6月に奄美大島への旅行を考えている
- 6月の奄美大島の気候や天気、服装を知りたい
- 6月の奄美大島における、梅雨や台風の状況を知りたい
- 6月の奄美大島でできること、泳げるかどうか知りたい
6月の奄美大島での過ごし方の特徴
6月の奄美大島は、梅雨の真ん中から梅雨明けにかけての時期。月の前半は雨が多い傾向にあり、後半は梅雨明けをへて夏が本格的にはじまります。
雨が多いので、屋内型の観光スポットを訪れるもよし、ちょっといいお宿で贅沢ホテルステイを楽しむもよし。雨だからこその楽しみ方をするのがおすすめです。
また、しとしととした雨が多いので、小雨であればシュノーケリングや海水浴もできます。さらに、奄美大島の森は雨の日こそ、神秘的な雰囲気に包まれるのでそこも見どころです。
6月の奄美大島の天気・気温・服装まとめ
6月の奄美大島の気温は26℃前後で、平均湿度は83％と一年を通じてもっとも湿気の多い時期です。
服装は、薄手の長袖やTシャツ、ショートパンツなどの涼しい服装が適しています。雨が降りやすい梅雨時期のため、レインコートや折りたたみ傘の準備も忘れずに。しかし、天気が安定すれば海水浴も楽しめるので、水着やビーチサンダルもしっかりと準備しましょう。
| 年 | 梅雨入り | 梅雨明け |
| 平年 | 5月12日ごろ | 6月29日ごろ |
| 2022 | 5月5日ごろ | 6月22日ごろ |
| 2021 | 5月5日ごろ | 7月3日ごろ |
| 2020 | 5月17日ごろ | 7月20日ごろ |
| 2019 | 5月14日ごろ | 7月13日ごろ |
| 2018 | 5月27日ごろ | 6月26日ごろ |
また、奄美大島の梅雨明けは6月下旬から7月上旬にかけて。降水量ももっとも多く、はっきりとしない天気が多い傾向にあります。
ちなみに、6月の奄美大島は台風は過去72年間で25回。4～5年に一度訪れるかどうかという程度なので、台風による天候リスクは少なめです。
6月に訪れたい奄美大島の観光スポット
奄美大島には訪れたい観光スポットが数多く存在します。以下、特におすすめの3ヶ所をご紹介します。
6月に訪れたい奄美大島観光スポット｜奄美大島世界自然遺産センター
奄美大島世界自然遺産センターは、2022年にオープンしたばかりのスポット。奄美大島は2021年に世界自然遺産に登録され、この施設ではそんな地元の自然環境と生物多様性を深く理解し、体験することができます。館内では、奄美大島の森とその生態系を体験できる再現フィールドと展示コーナーなど見どころ豊富。
ユニークな商品がラインナップされたミュージアムショップもおすすめ。環境に配慮した商品や、地元の伝統工芸「泥染め」を活用したアパレルブランドなどがそろいます。
参考：奄美大島世界遺産センター (amami-whcc.jp)
6月に訪れたい奄美大島観光スポット｜アランガチの滝
奄美大島の雄大な自然を堪能するなら「アランガチの滝」がおすすめです。落差はおよそ30m。豊かな雨季の後の清らかな水が力強く流れ落ちる姿を目の当たりできます。
駐車場を完備するほか、滝の目の前にはちょっとしたテーブルとイスも用意されているのでのんびりとマイナスイオン浴をしたい方にはぴったりの場所といえるでしょう。
滝を訪れる際は歩きやすい服装と靴、また滝壺での涼みをする方はタオルや着替えを持参するといいでしょう。
6月に訪れたい奄美大島観光スポット｜諸鈍のデイゴ並木
加計呂麻島にある海岸線「諸鈍長浜」。そこには樹齢300年を超えるデイゴ並木が、数百メートルにわたり続きます。人気の観光スポットとなっており、特にデイゴが花を咲かす毎年5～6月頃には全国から旅行客がこの地を訪れます。その年によって開花時期は変わるので、もし運がよければ6月でも赤いデイゴの花が咲く並木道を見られるかもしれません。
加計呂麻島へは、奄美大島南部の港「古仁屋港」からフェリーが運航しています。所要時間は15～25分ほどで、おおよそ1時間おきに船が出航します。
もともと交易船の航海の目印とするためにデイゴが植えられたといわれており、夕方には、デイゴ並木から美しい夕景を望めます。また、映画『男はつらいよ』のロケ地としても有名。『男はつらいよ 寅次郎紅の花』の舞台となった「リリーの家」は、宿泊施設として利用されています。
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6月の奄美大島でできるおすすめアクティビティ・体験メニュー
奄美大島はアクティビティも豊富です。以下に6月の奄美大島で楽しみたい3つのアクティビティを紹介します。
5月の奄美大島でしたいアクティビティ｜大浜海浜公園
奄美大島の名瀬から車で約15-20分の場所に位置する「大浜海浜公園」は、「日本の渚百選」や「日本の快水浴場55選」にも選ばれている美しいスポットです。エメラルドグリーンの海と白い砂浜、色とりどりの亜熱帯の植物が広がり、その光景はまるでミニ植物園のよう。公園内は整備された設備が充実しており、芝生広場でのんびり過ごしたり、小浜キャンプ場でキャンプを楽しんだりできます。
さらに、「奄美海洋展示館」ではウミガメにエサをあげる体験ができ、奄美近海の魚や伝統漁法を見ることもできます。奄美海洋展示館は屋内型の施設なので、たとえ雨でも快適に観光を楽しめるでしょう。
6月の奄美大島でしたいアクティビティ｜すもも狩り
6月は奄美大島のスモモが最盛期を迎える時期。せっかくこの時期に島を訪れるなら、日本で一番早く収穫されるスモモの収穫を体験してみてはいかがでしょうか。特に奄美大島の中北部にある「大和村」はその産地として知られています。6月になると村内ではたわわに実ったスモモが見られ、初夏の風物詩となっています。
奄美大島で栽培されているスモモは、「ガラリ種」と呼ばれ、その見た目はワインレッドで、熟すとぶどうのような色合いになります。ぜひスモモ狩りに参加して、旬の味を味わってみてください。
6月の奄美大島でしたいアクティビティ｜サーフィン
奄美大島はサーフィンの楽園として広く知られています。その魅力は、初心者から上級者までさまざまなレベルのサーファーが楽しめる多様なサーフポイントがあるところ。蒲生、今井崎、鳩浜といったポイントが島内に点在し、絶景を見ながらのライディングを満喫できます。
6月中旬からの梅雨明け以降は、サーフィンのベストシーズン。海が心地よく感じられるこの時期は、波乗りを楽しむには最適です。
サーフィンの道具は、奄美大島内のレンタルショップで借りることが可能です。初心者向けのスクールを開講している、お店も多いので奄美大島でサーフィンデビューを果たしてみてはいかがでしょうか。
スタッフ
6月の奄美大島ツアーを予約するならココがおすすめ！
奄美旅行の予約を検討されている方におすすめなのが「ダイナミックパッケージ」。「自分だけの旅を楽しみたい」という方は、ダイナミックパッケージで旅行の予約を済ませましょう。
ダイナミックパッケージとは、航空券・ホテル・レンタカーなどを組み合わせて一括で予約できる旅行商品のことです。ネット予約の普及とともに、その利便性の高さから多くの方が利用するようになっています。
・パックツアーより選択肢の幅が広い
→旅行代理店が扱っている従来型のパックツアーよりも融通が利き、利用できるホテルも幅広いのが特徴です。
・臨機応変にプランが立てられる
→訪問先を複数にしたり、往復の利用空港を変えたり、お気に入りのホテルに連泊したりと、好きなようにプランを立てられるのもダイナミックパッケージの魅力です。
・予約がとにかく楽
→ひとつのサイト上で、飛行機・ホテル・レンタカーの予約が完結するので予約作業がとにかく簡単です（もしかするとこれが一番のメリットかも）。
・LCC（格安航空券）は利用不可
→ダイナミックパッケージの場合、基本的には「JAL」もしくは「ANA」を利用することになります。奄美大島にはピーチ（Peach）が就航していますが、それらの飛行機会社を使う場合は、完全フリープラン（飛行機やホテルを自分で別々に予約する）となります。
・必ずしも最安になるわけではない
→ダイナミックパッケージは必ずしも最安値になるとは限りません。航空券の予約サイトやホテル予約サイトで、格安チケットを探したほうが最安値の組み合わせを探せる可能性は高くなります。「とにかく安くで旅行したい」「ネット予約には慣れている」という方は、個別に探したほうがいいかもしれません。
スタッフ
例えば、月曜日～木曜日の3泊4日の旅の場合。月曜日と木曜日の飛行機を予約し、その間の任意の1日だけホテルの宿泊予約ができるということです。
ダイナミックパッケージはかなり融通が利くので、とてもおすすめ！
ダイナミックパッケージは航空会社や旅行会社などさまざまな業者が取り扱っています。なかでも編集部のおすすめは以下の4社。
上記2つは航空会社系列のダイナミックパッケージ。下2つは宿泊予約サイトのダイナミックパッケージです。どちらもマイルを貯めることができ、選択肢の広さも豊富です。航空会社系列で予約するメリットは、何かイレギュラーがあったときの対応が丁寧という点が挙げられます。一方、宿泊予約サイトの場合は、マイルのほかにそのサイト独自のポイントが2重で貯まるのが大きなメリットです。
→JAL公式HPで奄美大島行きの「JALパック」を探すならこちら
→ANAスカイツアーズで奄美大島行きのパッケージを探すならこちら
→楽天トラベルで奄美大島行きの「JALパック」「ANAパック」を見てみる
→じゃらんで奄美大島行きの「JALパック」「ANAパック」を見てみる
6月の奄美大島に関するよくある質問（FAQ）
Q: 奄美大島の6月の一般的な天気はどのようなものですか？
A: 6月の奄美大島は梅雨の真っ只中で、高い湿度とともに頻繁な雨が特徴です。ただ、空梅雨の年もあるので、その場合は晴れの日が少なくありません。
Q: 6月の奄美大島で台風の影響はありますか？
A: 6月は台風シーズンの始まりですが、この月に台風が直撃することは比較的少ないです。それでも、台風の進路には注意が必要です。
Q: 奄美大島での6月の海水浴は可能ですか？
A: はい、6月でも奄美大島では海水浴が楽しめます。ただし、梅雨の影響で天候が不安定なため、天気予報を確認することが大切です。
Q: 奄美大島の6月の水温はどのようになっていますか？
A: 6月の奄美大島の水温は20℃台後半で、比較的暖かく海水浴やシュノーケリングに最適の時期になってきます。
Q: 6月の奄美大島旅行でおすすめの活動は何ですか？
A: 梅雨の天気を考慮して、屋内活動や博物館の訪問、地元の食文化を楽しむことがおすすめです。晴れた日にはビーチでのリラックスも良いでしょう。
Q: 奄美大島の6月の気温はどのようになっていますか？
A: 6月の奄美大島の平均気温は約25～30度で、湿度が高く蒸し暑い日が多くなります。
Q: 6月に奄美大島での釣りはどのような状況ですか？
A: 6月の奄美大島では、梅雨にもかかわらず良い釣果を期待できることがあります。ただし、天候により釣り条件は大きく変わるので注意が必要です。
Q: 奄美大島で6月にダイビングを楽しむことはできますか？
A: はい、6月の奄美大島ではダイビングが楽しめます。梅雨の天候により海の状態が不安定になることがあるので、ダイビングショップや海域情報を事前に確認してください。
Q: 奄美大島への6月の飛行機のアクセス状況はどうですか？
A: 6月は台風シーズンの始まりですが、影響はまだ限定的です。通常運航の日が多いので、安心して奄美大島への旅行を楽しんでください。
6月の奄美大島は梅雨だからこそ穴場の時期
6月は梅雨の影響を受けやすいものの、それでも奄美大島の魅力は十分に楽しめます。自然豊かな景色や美味しい食事、楽しいアクティビティを満喫しましょう。気候や天気をチェックしながら、快適な旅行を計画してください。
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