宮古島や奄美大島など海のきれいなところへの旅行であると便利なのが「防水カメラ」。ただ、高価な機種が多く、「あまり使わないかも…」と購入に踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
そんなときにおすすめなのが防水カメラのレンタル。レンタルサービスを利用すれば1万円以下で防水カメラを借りることができ、故障時の補償も充実しています。この記事では旅行のおともにレンタルしたい防水カメラのおすすめ機種とサービスをご紹介していきます。
旅行に防水カメラをもっていくと楽しみが広がる!
旅行に必ず持っていく「カメラ」。最近ではアクションカメラや360度カメラなどその種類は多岐にわたります。
主なカメラのジャンル
- 一眼レフカメラ
- コンパクトデジカメ
- アクションカメラ
- 360度カメラ
- キッズカメラ etc…
防水機能付きの一眼レフはあまり存在しませんが、防水機能の付いたコンデジやアクションカメラ、360度カメラは数多くあります。
沖縄本島や宮古島、石垣島、奄美大島など「海がきれいな土地」へ行く際、防水機能付きのカメラをもっておくと、シュノーケリング、ダイビング、SUP、カヤックなどマリンレジャーの際に大活躍してくれます。思い出を残すという意味でも、防水カメラが1台あると旅行の楽しみがぐっと広がります。
防水カメラは買うべきか?レンタルすべきか?
さて、防水カメラは購入したほうがいいのか、それともレンタルで十分なのでしょうか。それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、どちらがいいかを考えてみましょう。
防水カメラは5~7回分のレンタル費用が購入費用に相当する
一番気になる費用面ですが、ざっくりと5~7回レンタルをすると、新品が買えるくらいの金額になります。頻繁に使うということであれば当然購入したほうがお得ですが、「あまり使わないかも」という方はレンタルしたほうが無難かもしれません。レンタルで実際に使ってみてから、購入を検討するのもいいでしょう。
型落ちモデルなら購入したほうがいい場合も
ただ、カメラメーカー各社、毎年新しいモデルが次々と発売します。最新モデルだと値が張りますが、数年前の型落ちモデルであれば価格も下がっているので購入したほうがお得なケースもあります。毎回レンタルするのも面倒なので、マリンレジャー・マリンスポーツが好きな方は購入してしまったほうが手っ取り早いと思います。
レンタルなら最新モデルが試せて、万が一の事態にも強い
レンタルは初期費用を抑えられるだけでなく、常に最新モデルを試せるのもメリットです。また、レンタル中に故障した場合でも、一定額の負担で済むのもポイント。たとえば、家電レンタルの大手「Rentio(レンティオ)」は、故障時の負担は最大2000円です。
防水カメラという特性上、万が一の水没故障ということもありえます。補償の面でもレンタルは安心です。
レンタルしたい防水カメラ!おすすめランキングTOP5
続いては、人気の防水カメラを紹介していきます。現在、数多くの防水カメラが発売されていますが、今回はそのなかでも編集部がおすすめしたい機種をランキング形式で紹介していきます。
おすすめ防水カメラ第1位「OLYMPUS Tough TG-6」
オリンパスのTough TGシリーズは、「防水カメラといえばこれ!」というほどの人気シリーズ。2019年発売のTough TG-6は、水深15mの防水性能を備え、シュノーケリングやSUP、カヤックなどであれば問題なく使用可能です。さらに別売の防水ハウジングを使えば、水深45mまで対応し、本格的なダイビングでも使えます。
水中撮影モード、Wi-Fi、GPS、4K動画撮影など、水中カメラとしては最高水準のスペックを有しています。
ちなみに、ひとつ前のモデル「Tough TG-5」もおすすめ。TG-6よりもそれぞれのスペックが若干劣るものの、それでも高画質な水中撮影を楽しむには十分。コスパ重視の方はこちらも検討してみてください。
↓実際の動画がこちら
→モノカリで「OLYMPUS Tough TG-6」をレンタルする
【OLYMPUS Tough TG-6のスペック】
発売年 | |
防水性能 | 15m(ハウジングを使用すると45m) |
有効画素数 | 1200万画素 |
F値(一般に値が小さいほど明るい写真が撮れる) | F2.0-F4.9 |
ズーム | 4倍 |
スマホとの接続 | Wi-Fi接続 |
GPS | あり |
重量 | 250g |
おすすめ防水カメラ第2位「GoPro HERO9 BLACK」
GoProはアクションカメラの代名詞とも言える存在。定期的に新しいモデルが登場し、2020年9月発売の「GoPro HERO9 BLACK」が最新。とにかく手ブレ補正に優れているので、海の中の動画を撮るのに最適。もちろん静止画も撮影できます。本体のみの使用で10m防水。レンタルではハウジングとセットになったものもあります(ハウジング使用で防水45mまで対応)。
GoProのラインナップ
- GoPro HERO9 Black (2020年9月17日発売)
- GoPro HERO8 Black (2019年10月25日発売)
- GoPro HERO7 Black (2018年9月27日発売)
- GoPro MAX (2019年10月25日発売)
販売終了したGoProラインナップ
- GoPro HERO7 Silver (2018年9月27日発売)
- GoPro HERO7 White (2018年9月27日発売)
- GoPro HERO6 Black (2017年9月29日発売)
- GoPro HERO5 Black (2016年10月2日発売)
- GoPro HERO (2018年4月2日発売)
- GoPro Fusion (2018年4月2日発売)
→モノカリで「GoPro HERO9 BLACK」をレンタルする
【GoPro HERO9 BLACKのスペック】
発売年 | 2020年9月 |
防水性能 | 10m(ハウジングを使用すると45m) |
有効画素数 | 1200万画素 |
F値(一般に値が小さいほど明るい写真が撮れる) | 非公表 |
ズーム | なし |
スマホとの接続 | Wi-Fi接続 |
GPS | あり |
重量 | 126g |
おすすめ防水カメラ第3位「リコー THETA V」
THETAは360度カメラのパイオニア。なかでも「THETA V」はハイスペックモデルに位置づけられ、根強い人気があります。本体には防水機能はついていませんが、ハウジングを使用することで水中でも使えます(ハウジング使用時30m防水)。とてもおもしろい写真や動画が撮れるので、今回は3位としました。
360度カメラなら下のような写真が、ワンショットで撮影できます。周囲の風景をすべて画角に収められるので、旅行の思い出をまるっと残せます。撮影した360度写真をあとあと見返すのも楽しいですよ。
【THETA V のスペック】
発売年 | 2017年9月 |
防水性能 | 本体は防水機能なし(ハウジングを使用すると30m) |
有効画素数 | 1200万画素 |
F値(一般に値が小さいほど明るい写真が撮れる) | F2.0 |
ズーム | なし |
スマホとの接続 | Wi-Fi接続 |
GPS | なし |
重量 | 121g |
おすすめ防水カメラ第4位「Nikon COOLPIX W300」
ニコンの「COOLPIX W300」は、ハウジングなしで水深30mの防水機能があるのが最大のポイント。またBluetooth接続が可能なので、スマホとの連動性も◎。カメラで撮った写真をスマホへデータ転送するのも簡単です。1位のTG-6よりも安く、コスパに優れた「かゆいところに手が届くモデル」といえます。
→モノカリで「Nikon COOLPIX W300」をレンタルする
【COOLPIX W300 のスペック】
発売年 | 2017年6月 |
防水性能 | 30m |
有効画素数 | 1605万画素 |
F値(一般に値が小さいほど明るい写真が撮れる) | F2.8-F4.9 |
ズーム | 5倍 |
スマホとの接続 | Wi-Fi・Bluetooth接続 |
GPS | あり |
重量 | 231g |
おすすめ防水カメラ第5位「富士フィルム FinePix XP140」
FinePix XPシリーズも根強い人気のある防水カメラです。2019年発売のFinePix XP140は、25m防水を備え、防塵・耐衝撃・耐寒にも優れ、堅牢性も申し分ありません。重量も200gをちょっと超えるぐらいなので、携帯性も抜群。男女問わずさまざまなシーンで使える防水カメラです。
→モノカリで「富士フィルム FINEPIX XP130」をレンタルする
【FinePix XP140 のスペック】
発売年 | 2019年3月 |
防水性能 | 25m |
有効画素数 | 1635万画素 |
F値(一般に値が小さいほど明るい写真が撮れる) | F3.9-F4.9 |
ズーム | 5倍 |
スマホとの接続 | Wi-Fi・Bluetooth接続 |
GPS | なし |
重量 | 207g |
おすすめ防水カメラ1~5位の防水性能まとめ
オリンパス Tough TG-6
リコー THETA V(ハウジング装着時)
オリンパス Tough TG-5(ハウジング装着時)
オリンパス Tough TG-6(ハウジング装着時)
防水カメラをレンタルするなら「Rentio」か「モノカリ」がおすすめ
さて防水カメラをレンタルできる業者・サービスはあまたありますが、そのなかでも特におすすめなのが「Rentio」か「モノカリ」。この2社をおすすめする理由は以下の通り。総合的にRentioとモノカリは、ほかのレンタルサービスよりも使い勝手がいいように思います。
「Rentio」と「モノカリ」のおすすめポイント!
- 防水カメラの種類・在庫が豊富(上記ランキングのモデルをほぼ網羅)
- 往復送料が無料
- 故障時の免責は最大2000円
- 日数単位だけでなく月単位(30日単位)でもレンタル可能
「Rentio」と「モノカリ」の違いは?
Rentioとモノカリはどちらもおすすめなので、どっちを選んでも間違いありません。ただ、細かい点が微妙に異なるので、その点を簡単に紹介しておきます。
「Rentio」独自の特徴
- 気に入れば、レンタル後の購入も可能
- 大手コンビニから返送ができる
- 月額のサブスクリプションの利用も可能
「モノカリ」独自の特徴
- 空港や宿泊予定のホテルで受け取りができる
- 都内なら最短当日に届く
- 宮古島や石垣島など離島への配送も可能
配送面ではモノカリに軍配が上がりそうです。空港やホテルで受け取りができます。また、離島への配送を行っていない業者も多いなか、モノカリは沖縄離島や北海道への配送にも対応しています。
【おまけ】レンタルサービス主要8社!「Tough TG-6」の価格を比較してみた
最後に、レンタルサービスの主要10社の価格比較をしてみました。ランキング1位で挙げた「Tough TG-6」を例に表にまとめています。最低レンタル日数は会社によって異なるため一概に比較はできませんが、おおよそ「3泊4日で6000~8000円」という結果になりました。
ちなみに、7番目に書かれている「GooPass」は、サブスクリプションサービス。1か月単位でカメラを借りることができ、最近注目を集めているサービスです。(ちなみにRentioも月額性のサブスクで借りることができ、その場合は1か月あたり6000円)
No. | サービス名 | Tough TG-6 レンタル料金 | 1日延長 追加費用 | ページリンク |
---|---|---|---|---|
1 | Rentio | 3泊4日 5980 円 | 300円 | 詳細ページはこちら |
2 | モノカリ | 2泊3日 6630円 | 500円 | 詳細ページはこちら |
3 | Rentry(レントリー) | 3泊4日 6720円 | 600円 | 詳細ページはこちら |
4 | DMMいろいろレンタル! | 1泊2日 3840円 | 1920円 | 詳細ページはこちら |
5 | ゲオあれこれレンタル | 4泊5日 5980円 | 500円 | 詳細ページはこちら |
6 | GooPass(グーパス) | 1か月 6380円 | ー | 詳細ページはこちら |
7 | シェアカメ | 2泊3日 6500円 | 700円 | 詳細ページはこちら |
8 | APEXレンタル | 2泊3日 5880円 | 840円 | 詳細ページはこちら |
沖縄旅行には防水カメラが必須!海の思い出を残そう
海が美しい沖縄。シュノーケルやダイビングなどマリンレジャーを目的に旅行する方も多いと思います。本島だけでなく、宮古島や石垣島なども海がきれいで、透明度も日本トップクラス。
そんな遠くまで見通せる透明度の高い海だからこそ、水中カメラが活躍してくれます。レンタルの防水カメラであれば、1万円以下で借りることができます。せっかくの旅行なので、陸だけでなくぜひ海の思い出も残してみてください。