奄美大島は、固有の生態系が今なお残る自然豊かな島。島のいたるところにビーチが点在し、海の透明度は国内随一。なかでも、島の北西部に位置する「倉崎海岸(倉崎ビーチ)」は、人気の海水浴スポットです。
今回は、倉崎海岸の目の前にあるお宿「ネイティブシー奄美アダンオンザビーチ」に宿泊してきました。
2016年にオープンしたネイティブシー奄美アダンオンザビーチは、「奄美でビーチがいちばん近い宿」として人気の高いホテルです。この記事ではお宿の様子や夕食、朝食の内容などについて詳しくご紹介していきます。ぜひ旅行計画の参考にしてみてください。
・ 寝ても覚めても海を身近に感じたい、海好きな方
・ プライベートビーチでゆったりとした時間の流れを感じたいカップル
・ 奄美の海でマリンレジャーを思う存分楽しみたいファミリー
※本記事の情報はすべて宿泊時点のものとなります。記載されているサービスや内容に変更がある場合もございますので、詳しくはお宿のほうへ直接お問い合わせください。
本館「ホテルネイティブシー奄美」は270度の絶景オーシャンビューが魅力
ネイティブシー奄美には、本館にあたる「ホテルネイティブシー奄美」と別館の「ネイティブシー奄美アダンオンザビーチ」、2つの宿泊施設があります。
「ホテルネイティブシー奄美」は、笠利湾に面する岬の先端に建つお宿。270度海に囲まれ、パノラマのオーシャンビューを眺望できるのが魅力です。
目の前の「倉崎海岸」は透明度が高く、人気の海水浴スポットとして知られています。
奄美ブルーの海に囲まれたプライベート空間
ホテルネイティブシー奄美の客室は全14室。あえて客室数を少なくすることで、宿泊者一人ひとりに行き届いたサービスを提供してくれます。岬の高台に立地しているため、眺望も抜群。お部屋だけでなく、フロントや廊下、レストラン「forest(フォレスト)」など、どこからでも奄美の美しい海が見られます。
奄美でビーチがいちばん近い宿「ネイティブシー奄美アダンオンザビーチ」
本館目の前の道路を500mほど下ったところにあるのが「ネイティブシー奄美アダンオンザビーチ」です。ツインルームやファミリールーム、メゾネットなど、個性あふれるお部屋が用意されており、いずれもオーシャンビュー。1階のお部屋ではテラスから直接ビーチに出ることができます。倉崎海岸の一番端にあたるので、宿泊客以外はほとんど人がおらずプライベートビーチ感覚で海遊びができます。
今回宿泊したのは「ビーチサイドスーペリアルーム」
今回宿泊したのは、ネイティブシー奄美アダンオンザビーチ1階の「ビーチサイドスーペリア」というお部屋。最大4名まで宿泊可能で、セミダブルベッドが2台、ソファベッド1台を備えています。
なお、ネイティブシー奄美アダンオンザビーチのお部屋には以下のような種類があります。
- ビーチサイドファミリー(2階)
- ビーチサイドスーペリア (1階が3室、2階は1室)
- ビーチサイドメゾネット(3室)
ビーチサイドファミリーが最も広く、定員は最大8名。セミダブルベッド4台とソフトベッド1台が置かれています。ビーチサイドメゾネットは1階と2階のいいとこどりができるお部屋です。1階テラスからは直接海に出ることができ、2階からは笠利湾を一望できます。
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色鮮やかな海に目を奪われる、シンプルでナチュラルなお部屋
お宿に着いたらまずは、ネイティブシー奄美アダンオンザビーチのロビーでチェックイン。カラフルでモダンな壁面アートが特徴で、吹き抜けの開放的なロビーに入ると、心はたちまちリゾート気分です。
今回泊まったお部屋は1階にある「ビーチサイドスーペリアC」。玄関を開けるとすぐに、窓から見える色鮮やかな海が目に飛び込んできます。お部屋の中はシンプルでナチュラルな雰囲気。ホワイトを基調とした内装が、奄美ブルーをより一層引き立てます。
ビーチまでの距離は0m!倉崎海岸を独り占めできる贅沢な空間
テラスには2台のビーチベッドとテーブルセットが置かれ、こちらも広々として気持ちがいい空間です。お部屋を出てテラスを抜ければそこはもう倉崎海岸。
「奄美でビーチがいちばん近い宿」というだけあって、大袈裟ではなくお部屋からビーチまでの距離は0m。倉崎海岸の北端なので人がほとんどおらず、プライベート感満載のビーチです。
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絶品イタリアンと郷土料理が堪能できるレストラン「フォレスト」
夕食は、本館にあるレストラン「フォレスト」でいただくのがおすすめです。ネイティブシー奄美アダンオンザビーチと本館の間はシャトルバスが運行しています。シャトルバスを利用すれば、レストランでお酒を楽むことができます。
フォレストは、過去にJAL機内食の監修を務めたこともある名店で、都会の人気イタリアンにも引け劣らないおいしさ。自家栽培の無農薬野菜が使われているのも特徴で、新鮮で彩り豊かな料理がいただけます。
スタッフ
ネイティブシー奄美がある龍郷町は、黒糖焼酎の蔵元が多いことでも知られます。
フォレストでは「里の曙」「高倉」「浜千鳥の詩」をはじめとする龍郷のお酒のほか、与論島や徳之島など周辺離島で造られた焼酎を数多くそろえています。奄美の食材をふんだんに使った郷土料理をあてに地元で造られた焼酎を味わう、そんな贅沢なひとときに浸れるのもフォレストの魅力です。
夜になると空には満天の星。天体観察会も開催
夕食を終えればすっかり日が暮れて、空は真っ暗。太陽が沈んだら、今度は空一面に無数の星があらわれます。宿泊した日は「満月になる2日前」。周囲の明かりが少ないぶん、都会で見るよりも月がより強く光って見えます。
ネイティブシー奄美では、定期的に「夜の星空観測会」を開催しています(天候によって開催されない場合もあり)。この日は満月に近かったので、天体望遠鏡を通じて月の表面を観察させていただきました。
スタッフ
観測会では、インストラクターの方が星の神話や星座の解説もしてくれます。普段何気なく見ている夜空にもいろいろなストーリーがあるんですね。
フォレストの朝食は、和食と洋食の日替わり制
朝食は夕食同様、本館「フォレスト」でいただけます。和食と洋食日替わり制になっており、宿泊した日は和食の日。
朝食もとてもおいしく、温かみのあるほっとするようなお料理ばかりでした。レストランの一面ガラス張りからは、朝の澄んだ空気で海も一段と色濃く見えます。
グアバジュースやグレープフルーツジュース、アイスコーヒーなど、いろいろな種類からドリンクが選べるのも子連れには嬉しいポイントでした。
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ダイビングやクルージングなどアクティビティメニューも豊富
ネイティブシー奄美では、ダイビングショップを運営しているのも魅力です。本格的なダイビングのほか、ライセンスを持っていなくてもできる「体験ダイビング」や「シュノーケリングツアー」など、さまざまなアクティビティツアーを開催しています。また、4~10月はサンセットクルージング、1~3月はホエールウォッチングにも参加できます。
ネイティブシー奄美のブログやツイッターでは、アクティビティやお宿の情報が随時発信されているので、こちらもぜひチェックしてみてください。
奄美大島のダイビングはネイティブシー奄美!奄美大島でのビーチ体験ダイビング、ファンダイビング、シュノーケル、サンセットク…
まとめ
ネイティブシー奄美の本館「ホテルネイティブシー奄美」が開業したのは2001年。奄美大島の中では比較的歴史あるお宿です。そのためホテルスタッフの方の接客が気持ちよく、親切で爽やか。かゆいところに手が届くようなホスピタリティが印象的でした。
さらに、ロケーションやお部屋の快適性はさることながら、料理やサービスの質がとても高く、滞在中は終始快適。「また帰ってきたくなる」、そんな魅力がネイティブシー奄美にはありました。奄美大島へ旅行の際は、ぜひネイティブシー奄美に泊まって忘れられない思い出をつくってみてはいかがでしょうか。
ネイティブシー奄美アダンオンザビーチの詳細情報
編集部おすすめ ポイント! | ・テラスから直接海に出ることができ、ビーチまでは徒歩0秒 ・レストラン「フォレスト」では絶品イタリアン&郷土料理が堪能できる ・星空観測会やダイビングなどさまざまなアクティビティ体験ができる |
海からの距離 | 倉崎海岸(倉崎ビーチ)まで徒歩0秒 |
相場感 | 1泊1人10000円ほどから |
アクセス | 奄美空港から車で約20分 名瀬(中心市街地)から車で約35分 |
住所 | 〒894-0412 鹿児島県大島郡龍郷町芦徳835 |
TEL | 0997-62-2385(8:00~22:00) |
公式HP | https://www.native-sea.com/adan/ |
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