国内の旅行先として人気の高い沖縄離島「宮古島」。宮古ブルーに輝く海が美しく、その景色は見るものすべてを魅了します。島内にはビーチや観光スポットが点在していますが、移動手段はどうするのがいいのでしょうか?
この記事では「宮古島旅行に車は必要なのか?」ということをテーマに、車なしの宮古島旅行について考えてみたいと思います。
宮古島はタクシーやバスで周れるの?
宮古島の移動手段にはどんなものがある?
こんな疑問をお持ちの方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
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【結論】宮古島旅行は車があったほうが便利。ただし…
「宮古島旅行に車は必要かどうか」という問いに対して「車はあったほうが便利」というのが正直な答えです。レンタカーがあれば、いつでも好きなところにも行けるので、それは当然の話。
ただし、車が必須かといわれれば、決してそんなことはありません。車がなくても宮古島を観光することは可能です。
宮古島の外周は約100㎞!周辺離島を含めると約130㎞
宮古島の面積は約160㎢です。外周は約100㎞で、伊良部島・来間島・池間島を周遊するとおおよそ130㎞となります。
ちなみに、沖縄本島の面積は約1207㎢、奄美大島が約712㎢、石垣島は約222㎢です。それらと比べれば宮古島は小さく、玄関口である宮古空港は島の中央部に位置しています。それらの理由から宮古島旅行では必ずしもレンタカーを必要としないのです。(あったほうが便利なのは事実ですが)
宮古島旅行客の4人に1人はレンタカーを使わない
参考:https://www.pref.okinawa.jp/site/bunka-sports/kankoseisaku/kikaku/report/quest/jittai_top.html
沖縄県が発表している「観光統計調査」によれば、2019年の宮古島旅行者(宿泊を伴う)のうちレンタカーを使ったと回答しているのは全体の約75%。いうまでもありませんが、半数以上の人が車を使って、島内観光をしています。
ただ、逆をいうと残りの25%、つまり4人に1人はレンタカーを借りずに宮古島旅行を楽しんでいます。
車なしの宮古島旅行の移動手段は大きく3つ
車なしで宮古島旅行する場合の移動手段は大きく3つが考えられます。
- タクシー
- バス
- レンタバイク、レンタサイクル
タクシーはレンタカーの次に多い移動手段で、さきほどの調査では一般タクシーの利用者割合は約22%、貸切タクシーは約3%となっています。次いでバスが続き(観光バス10.6%、路線バス2.7%)、自転車・レンタバイクの利用者は約3%です。
それぞれの移動手段について、詳細を以降で確認していきましょう。
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宮古島をタクシーで観光するといくらかかる?貸切の料金は?
タクシーは「一般」と「貸切」に分けられます。
一般の場合、初乗り運賃が約1.2㎞まで470円です(2021年時点)。その後、336mごとに60円ずつ加算されています。だいたいの料金目安は以下のような感じです。
宮古空港→伊良部島(約15㎞) 3000円
宮古空港→池間島(約20㎞) 4000円
貸切タクシーの料金は1時間当たり3000~4000円が相場です。宮古島の主なタクシー会社の貸切プランの料金を以下にまとめておきます。料金相場は各社横並びといった感じです。ただ、あくまで参考価格なので、詳細は直接タクシー会社に問い合わせをしてみてください。
3時間料金 | 6時間料金 | HP | |
まるちくタクシー | 11,600 | 23,250 | https://maruchiku.jp/ |
でいごタクシー | 11,600 | 23,250 | http://deigo.net/index.html# |
協栄タクシー | 11,640 | 23,280 | https://385kyoei.com/ |
ちなみに夜の時間帯(19~23時頃)は、タクシーがつかまりづらいので注意。外食でタクシーを利用する場合は、早め早めに電話するのがおすすめです。
路線バスを使えば伊良部島・来間島・池間島へも行ける
宮古島のバス会社は4社あります。
会社名 | 運行路線 | HP |
宮古協栄バス | ・宮古島の中心市街地から西側の路線がメイン ・東急ホテルー宮古空港-みやこ下地空港を結ぶ路線も運行 |
https://385kyoei.com/ |
八千代バス | 宮古島中心市街地から池間島までの路線を運行 | https://www.yachiyo-bus-taxi.jp/ |
共和バス | 宮古島中心市街地から伊良部島までの路線を運行 | ー |
中央交通 | シギラセブンマイルズリゾートーみやこ下地島空港のエアポートライナーを運行 | http://ck-okinawa.com/distinations/shimojishima/ |
一番大きいのは「宮古協栄バス」。全部で6路線を運行しており、主に宮古島中心市街地より西側のルートを多くもちます。
八千代バスと共和バスは、それぞれ池間島と伊良部島を結ぶ路線です。中央交通のエアポートライナーは、みやこ下地島空港を離発着する飛行機の時刻に合わせて運行されます。シギラリゾートから東急ホテル&リゾーツ、平良市街地を通りますが、途中下車はできません。
なお、いずれの路線も1日最大5便ほどなので、いつでもすぐにバスに乗車できるわけではありません。路線バスを使って宮古島を観光する場合は、時刻表をよく見ながらスケジュールを立てましょう。
宮古島全体の路線バスのマップは、宮古島市発行の観光MAPでも見られます。以下もご覧ください。
レンタサイクル・レンタバイク(原付)は移動も楽しい
レンタサイクルやレンタバイクを使えば、車なしでも自分の行きたいところに行きやすいのではないでしょうか。宮古島は、サンゴ礁が隆起してできた島なので、地形のアップダウンもそこまできつくありません。
島内で最も高い標高は海抜100mほど。原付はもちろん、ロードバイクでも十分島内周遊は可能です。なお、宮古島には「レンタバイクやレンタサイクルを貸出しているホテル」もあるので、ぜひ以下の記事もチェックしてみてください。
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また、みやこ下地島空港でもレンタサイクルを借りられます。
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車がないからこその宮古島旅行を楽しもう!
宮古島の島内観光にはレンタカーがあったほうが、たくさんのビーチや絶景スポットを巡れるでしょう。ただ、車がなくても宮古島を満喫することはできます。
ちょっと贅沢なホテルに泊まってお部屋ステイを楽しんだり、お散歩やサイクリングでのんびりと島めぐりをしたり。車を使わないからこその楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか。
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