奄美大島への旅行をお考えですか?
5月は奄美大島観光にとてもおすすめの時期。春から初夏にかけての穏やかな気候、爽やかな自然、豊富なアクティビティがあなたを待っています。すでに海開きもされており、泳ぐにはもってこいの季節でもあります。
この記事では5月の奄美大島の過ごし方のポイント、天気、気温、服装、おすすめの観光スポットとアクティビティについて紹介します。さらに、梅雨の様子や予約すべきツアー情報も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事はこんな方におすすめ!
- 5月に奄美大島への旅行を考えている
- 5月の奄美大島の気候や天気、服装を知りたい
- 5月の奄美大島でできること、泳げるかどうか知りたい
5月の奄美大島での過ごし方の特徴
5月の奄美大島は過ごしやすい時期として有名です。この季節は新緑が美しく、島内のいたるところに美しい景色が広がっています。ゴールデンウィークには多くの観光客が島を訪れ、まさに観光シーズンのはじまりといった雰囲気につつまれます。
また、奄美大島の海開きは4月上旬(旧暦3月3日)。そこから1カ月ほどたっているので、5月ならだいぶ快適に海水浴を楽しめます。
なお、台風リスクがほとんどなく、杉やヒノキがないため花粉症の方にもぴったりの時期。鼻水、くしゃみを忘れ思う存分、観光を満喫できるはずです。
5月の奄美大島の天気・気温・服装まとめ
奄美大島の5月の平均気温は23℃です。過去7年間(2017~2022年の名瀬)の最高気温は30.5℃、最低気温は14.5℃です。昼の時間帯はTシャツだけでも十分過ごすことができるでしょう。海やアウトドアアクティビティを楽しむ場合は、日焼け止めや帽子、軽装で動きやすい服装が必要となります。
また奄美大島では、例年5月の上旬から中旬にかけて梅雨入りが発表されます。梅雨明けは6月下旬から7月上旬にかけてとなっており、およそ1カ月あまりにわたって梅雨が続きます。
年 | 梅雨入り | 梅雨明け |
平年 | 5月12日ごろ | 6月29日ごろ |
2022 | 5月5日ごろ | 6月22日ごろ |
2021 | 5月5日ごろ | 7月3日ごろ |
2020 | 5月17日ごろ | 7月20日ごろ |
2019 | 5月14日ごろ | 7月13日ごろ |
2018 | 5月27日ごろ | 6月26日ごろ |
ただし、梅雨といっても空梅雨な年も多く、5月の降水量は6月や台風シーズンと比べれば少なめです。
ちなみに、5月の奄美大島は台風の影響はほとんどありません。過去72年間、5月の奄美大島に接近した台風の数は10回のみとなっています(7年に1回ほどの頻度)。
5月に訪れたい奄美大島の観光スポット
奄美大島には多彩な観光スポットが広がっていますが、その中でも5月に特に訪れたい場所を厳選しました。
自然豊かな公園、歴史と芸術が融合した美術館、そして春爛漫の花々が魅力的な散歩道など、奄美大島の5月ならではの風景とともに堪能していただきたいスポットを紹介します。
5月に訪れたい奄美大島観光スポット|奄美パーク
奄美空港から車でたった5分の距離にある「奄美パーク」は、奄美大島の自然、歴史、文化を体感できる観光スポット。
奄美大島を一望できる展望台、展示や映像が楽しめる「奄美の郷」、「田中一村記念美術館」などの施設を有しており見どころ満載です。展望台からは奄美パークの全景と離着陸する飛行機の姿を見られ、晴れた日には喜界島までを見渡せます。
「奄美の郷」では島の生活や文化を体験でき、旅行の最初に訪れるとその後の観光をより一層楽しめます。奄美大島全体を俯瞰できるジオラマや、島の自然を学べるタッチパネルやゲーム、奄美の文化と自然を学べる映像シアターなど、子どもが楽しめる展示も豊富です。
5月に訪れたい奄美大島観光スポット|田中一村記念美術館
田中一村(1908-1977)は奄美大島にゆかりのある日本人画家。この美術館では、彼の生涯を辿ることができ、常設展示では彼の作品およそ80点を見られます。奄美大島の自然や風景を描いた作品が多く、独特の色遣いと神秘的な画風が特徴です。
さらに美術館の建築自体も、奄美大島独特の高倉と呼ばれる建築方法を模倣して造られ、外には「一村の杜」と名付けられた遊歩道が設けられています。一村が晩年を過ごした家も公開されており、一村の絵画で描かれるような世界観が広がります。
5月に訪れたい奄美大島観光スポット|諸鈍のデイゴ並木
加計呂麻島にある海岸線「諸鈍長浜」。そこには樹齢300年を超えるデイゴ並木が、数百メートルにわたり続きます。デイゴが花を咲かすのは5月初旬から中旬。並木道が赤いデイゴの花で染まるのはたった1週間ほどなので、運がよければ5月に奄美大島を訪れるのであればぜひ足を運んでみましょう。
加計呂麻島へは、奄美大島南部の港「古仁屋港」からフェリーが運航しています。所要時間は15~25分ほどで、おおよそ1時間おきに船が出航します。
もともと交易船の航海の目印とするためにデイゴが植えられたといわれており、夕方には、デイゴ並木から美しい夕景を望めます。また、映画『男はつらいよ』のロケ地としても有名。『男はつらいよ 寅次郎紅の花』の舞台となった「リリーの家」は、宿泊施設として利用されています。
↓こちらの記事もチェック
伝泊 古民家「リリーの家」|寅さんも訪れた加計呂麻島にある古民家宿
5月の奄美大島でできるおすすめアクティビティ・体験メニュー
続いては、5月の奄美大島旅行の際に参加したいおすすめアクティビティを紹介します。
5月の奄美大島でしたいアクティビティ|泥染め体験
奄美大島の「大島紬」は、古くからこの地で作られている絹織物。島の温暖な気候に合わせ、軽くて涼しく、通気性に優れた素材で織られているのが特徴です。そして、この優雅な着物は「泥染め」という独特の技法が用いられています。
泥染めは、奄美大島でしか実践されていない天然の染色方法で、染料と鉄分が化学結合を繰り返し行うことで、色落ちせず光沢のある深い黒色を作り出します。
島内には泥染め体験ができる工房や施設が複数立地しており、手ぬぐいやTシャツなど自分の好きな素材泥染めができます。
5月の奄美大島でしたいアクティビティ|黒糖焼酎工場見学
黒糖焼酎は、奄美大島でのみ製造が認められている特別な焼酎。その魅力を肌で感じることができる焼酎工場見学は、5月の訪問時におすすめのアクティビティです。
奄美大島の黒糖焼酎は長寿促進に関連する効果も注目され、その人気は急速に高まっています。これからさらに注目されるであろう黒糖焼酎の製造現場を見学することで、その製造過程を知り、自分だけのお気に入りの一本を見つける絶好の機会となるでしょう。
なお、工場見学はほとんどの場合、事前予約が必要です。予約が不要と表示されている場合でも、休業日や見学時間が設定されていることもあるので、一度電話をかけておくことをおすすめします。
5月の奄美大島でしたいアクティビティ|パラグライダー
奄美大島の大自然を見下ろしながら、飛行体験ができる「パラグライダー」もいかがでしょうか。パラグライダーは非常に軽くて丈夫な布と紐でできており、左右の手でコントロールし、上昇気流に乗って飛ぶことができます。5月は気候がよく、最適なフライトシーズン。
一見するととても怖そうに見えるパラグライダーですが、乱高下するわけではないので見た目ほどのスリルはなく、のんびりと空を飛ぶ体験は自然豊かな奄美大島ならでは。なお、基本的にはプロのインストラクターと一緒に飛ぶため、初めての方でも安心してツアーに参加できます。
→じゃらんで奄美大島の「パラグライダー」を予約する!
5月の奄美大島ツアーを予約するならココがおすすめ!
奄美旅行の予約を検討されている方におすすめなのが「ダイナミックパッケージ」。「自分だけの旅を楽しみたい」という方は、ダイナミックパッケージで旅行の予約を済ませましょう。
ダイナミックパッケージとは、航空券・ホテル・レンタカーなどを組み合わせて一括で予約できる旅行商品のことです。ネット予約の普及とともに、その利便性の高さから多くの方が利用するようになっています。
・パックツアーより選択肢の幅が広い
→旅行代理店が扱っている従来型のパックツアーよりも融通が利き、利用できるホテルも幅広いのが特徴です。
・臨機応変にプランが立てられる
→訪問先を複数にしたり、往復の利用空港を変えたり、お気に入りのホテルに連泊したりと、好きなようにプランを立てられるのもダイナミックパッケージの魅力です。
・予約がとにかく楽
→ひとつのサイト上で、飛行機・ホテル・レンタカーの予約が完結するので予約作業がとにかく簡単です(もしかするとこれが一番のメリットかも)。
・LCC(格安航空券)は利用不可
→ダイナミックパッケージの場合、基本的には「JAL」もしくは「ANA」を利用することになります。奄美大島にはピーチ(Peach)が就航していますが、それらの飛行機会社を使う場合は、完全フリープラン(飛行機やホテルを自分で別々に予約する)となります。
・必ずしも最安になるわけではない
→ダイナミックパッケージは必ずしも最安値になるとは限りません。航空券の予約サイトやホテル予約サイトで、格安チケットを探したほうが最安値の組み合わせを探せる可能性は高くなります。「とにかく安くで旅行したい」「ネット予約には慣れている」という方は、個別に探したほうがいいかもしれません。
例えば、月曜日~木曜日の3泊4日の旅の場合。月曜日と木曜日の飛行機を予約し、その間の任意の1日だけホテルの宿泊予約ができるということです。
ダイナミックパッケージはかなり融通が利くので、とてもおすすめ!
ダイナミックパッケージは航空会社や旅行会社などさまざまな業者が取り扱っています。なかでも編集部のおすすめは以下の4社。
上記2つは航空会社系列のダイナミックパッケージ。下2つは宿泊予約サイトのダイナミックパッケージです。どちらもマイルを貯めることができ、選択肢の広さも豊富です。航空会社系列で予約するメリットは、何かイレギュラーがあったときの対応が丁寧という点が挙げられます。一方、宿泊予約サイトの場合は、マイルのほかにそのサイト独自のポイントが2重で貯まるのが大きなメリットです。
→JAL公式HPで奄美大島行きの「JALパック」を探すならこちら
→ANAスカイツアーズで奄美大島行きのパッケージを探すならこちら
→楽天トラベルで奄美大島行きの「JALパック」「ANAパック」を見てみる
→じゃらんで奄美大島行きの「JALパック」「ANAパック」を見てみる
5月の奄美大島に関するよくある質問(FAQ)
Q: 奄美大島の5月の一般的な天気はどのようなものですか?
A: 5月の奄美大島は、気温が上昇し夏に近づく時期です。一方で、上旬に梅雨入りするため雨も多くなってきます。
Q: 5月の奄美大島で泳ぐことは可能ですか?
A: はい、5月の奄美大島では水温も上昇し、快適に泳ぐことができます。ただし、梅雨の影響で天候は不安定になりがちです。
Q: 奄美大島で5月にシュノーケリングを楽しむことはできますか?
A: はい、5月の奄美大島ではシュノーケリングが楽しめます。水温の上昇により、海中の生物も活発になります。
Q: 5月の奄美大島での観光には何がおすすめですか?
A: 5月の奄美大島では、自然散策、海辺の散歩、地元の文化や食を楽しむことがおすすめです。
Q: 5月に奄美大島でダイビングは楽しめますか?
A: はい、5月も奄美大島ではダイビングが楽しめます。この時期は水中の視界も良好で、海洋生物の多様性を楽しむのに適しています。
Q: 奄美大島の5月の釣りの状況はどうですか?
A: 5月の奄美大島では、春の魚が活発になり、良い釣果を期待できます。ただし、梅雨の影響で天候は不安定なため、天気予報を事前にチェックしておきましょう。
Q: 奄美大島の5月の気温と水温はどのようになっていますか?
A: 5月の奄美大島の平均気温は約23℃で、水温も24℃ほどになります。日中は比較的暖かく過ごしやすいです。
Q: 5月の奄美大島に旅行する際の服装のアドバイスはありますか?
A: 5月の奄美大島では、暖かい日中の服装としてTシャツやショートパンツが適していますが、雨が多い時期なので雨具を持参することをおすすめします。
Q: 奄美大島の5月は梅雨の時期ですか?
A: はい、奄美大島における梅雨入りは例年5月上旬です。梅雨が明けるのは6月中旬~下旬ごろ。ただ、空梅雨のことも多く、意外と晴れ間が見られます。
5月の奄美大島は観光にぴったりの時期!
5月の奄美大島は、気候が温暖で泳ぐのに最適な月です。この時期、平均気温は20〜27℃で、日中は比較的暖かく、水温も十分に暖かいため、海水浴を楽しむことができます。また、奄美大島は南国の島でありながら、梅雨の季節に入る前の5月は比較的降水量が少ないため、アウトドアアクティビティに最適です。
奄美大島の5月は、自然を堪能し、海でリフレッシュするのに絶好の時期です。この美しい島で、楽しい時間を過ごすための準備を整え、忘れられない体験をしてみてください。
旅行でとても重要な「ホテル選び」。奄美大島には、開放的なオーシャンビューや、豪華な設備、丁寧なサービスなど、お客さんを気持ちよくおもてなししてくれる宿がたくさんあります。 この記事では高級ホテルからリーズナブルなリゾートホテルまで、奄美大島[…]
奄美群島を拠点とする「伝泊」は、「伝統的・伝説的な建築と集落と文化」を後世に伝えるための宿泊施設。古民家、ヴィラ、ドミトリーなど、多彩な施設を展開しています。 そのなかでも今回ご紹介するのは「伝泊 The Beachfront […]