石垣島旅行のいちばんの楽しみといえば、八重山の離島めぐり。石垣島は周辺の島々への玄関口で、港から高速船に乗れば、最も近い竹富島へはわずか15分ほど。赤瓦の集落、ジャングルの大自然、日本最南端の絶景ビーチ——個性の違う島へ、日帰りでも気軽に渡れるのが石垣島の大きな魅力です。
この記事では、石垣島在住の視点で、石垣島から行ける主な離島とその魅力、フェリーの選び方、日帰りのコツをまとめました。島全体の情報は 石垣島旅行 完全ガイド、旅程に組み込むなら 石垣島 2泊3日モデルコース もあわせてどうぞ。
・フェリー2社の選び方と、予約・欠航の注意点
・はじめてでも安心の日帰りの回り方
・最南端の波照間島など「行きにくい島」の押さえどころ
👉 渡った先のビーチは 石垣島のおすすめビーチ も参考に
https://www.jalan.net/より
離島めぐりの基本(フェリー・予約・欠航)
離島へは、市街地にあるユーグレナ石垣港離島ターミナルから高速船で渡ります。空港からは車で約25分、路線バスで約35〜45分(約540円)です。運航しているのは「八重山観光フェリー」と「安栄観光」の2社。運賃はどの航路も両社共通ですが、ダイヤ(時刻)が違うので、旅程に合う便を選ぶのがコツです。
・天候や海況で欠航することがあります。当日は各社公式の運航情報を必ず確認しましょう。
・高速船は旅客船で車は積めません(自転車・原付は貨客船を利用)。
・波照間島は安栄観光のみの運航で、特に欠航しやすい島です。
・島は住民の生活の場。マナーを守って楽しみましょう。
石垣島から行ける離島 早わかり比較表
主な離島と所要時間の目安をまとめました。※下の表は横長です。スマホでは左右にスクロールできます。
| 島 | 石垣から(高速船) | こんな島 | 日帰り |
|---|---|---|---|
| 竹富島 | 約15分 | 赤瓦の集落・水牛車・コンドイビーチ | ◎ 半日でもOK |
| 小浜島 | 約30分 | 「ちゅらさん」の島・シュガーロード | ◎ |
| 黒島 | 約30分 | ハート型の島・牛がのんびり | ◎ |
| 西表島 | 約40〜45分 | 世界自然遺産・ジャングル・由布島 | ○(ツアー推奨) |
| 鳩間島 | 約50分 | 静かで小さな島・透明な海 | ○ |
| 波照間島 | 約70〜80分 | 日本最南端・ニシ浜・南十字星 | △ 欠航注意・1泊推奨 |
最も近くて人気:竹富島
石垣島から最も近く、便数も多くてほぼ欠航しない、離島めぐりの大定番。白砂の道に赤瓦の家並みが続く集落は、沖縄の原風景そのものです。半日でも十分楽しめるので、到着日や帰る日の空き時間に組み込むのもおすすめ。石垣島2泊3日プランでも、竹富島を2日目に入れています(→ 石垣島 2泊3日モデルコース)。
| 行き方 | 石垣港離島ターミナルから高速船で約15分 |
|---|---|
| 島内の移動 | 水牛車観光・レンタサイクル・路線バス(集落は徒歩でも) |
| 見どころ | 赤瓦の集落、なごみの塔、コンドイビーチ、西桟橋(夕日)、カイジ浜(星砂) |
| 日帰り | ◎ 半日でも楽しめる(ほぼ欠航しないので予定が立てやすい) |
水牛車に揺られながら三線を聞き、遠浅のコンドイビーチでのんびり。夕方は海へまっすぐ伸びる西桟橋の夕景も格別です。コンドイビーチについては 石垣島のおすすめビーチ でも触れています。
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大自然の宝庫:西表島
島の約9割をジャングルが占める、世界自然遺産の島。マングローブのカヌーやSUP、滝トレッキング、由布島へ水牛車で渡る体験など、大自然のアクティビティが充実しています。見どころが広く点在し移動も必要なので、送迎付きのツアー参加が効率的で安心です。
| 行き方 | 石垣港から高速船で約40〜45分。港は2つ(下記) |
|---|---|
| 上原港 | 島の北側・アクティビティ拠点に近いが、外海経由で波が高いと欠航しやすい |
| 大原港 | 島の東南側・内海寄りで通年安定。上原欠航時は大原+島内バスで代行(無料バス券) |
| 見どころ | マングローブ(仲間川・浦内川)、滝、由布島の水牛車、星砂の浜 |
行きたいアクティビティの集合場所がどちらの港かで、乗る便が変わります。予約時に港を確認しておきましょう。
個性が光る島々
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小浜島(こはまじま)
NHK朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」の舞台として知られる島。サトウキビ畑の中をまっすぐ伸びるシュガーロードや、島を見渡せる大岳(うふだき)からの眺めが人気です。のどかな島時間と高級リゾートが共存する、ゆったり派におすすめの島です。
黒島(くろしま)
上空から見るとハート型をしていることから「ハートアイランド」とも呼ばれる島。人より牛の数のほうが多いといわれるほど牧歌的で、のんびりとした空気が流れています。ウミガメの研究をしている黒島研究所では、ウミガメに会えることも。
鳩間島(はとまじま)
ドラマの舞台にもなった、人口のとても少ない静かな小島。手つかずの透明な海と、何もない贅沢な時間を味わえます。のんびり過ごしたい人向けの、知る人ぞ知る島です。
日本最南端の絶景:波照間島
有人島として日本最南端に位置する、特別な島。息をのむ美しさのニシ浜ビーチ、そして夜には南十字星も見られる満天の星空が待っています。日本最南端の碑も記念に訪れたいスポット。
ただし石垣島から約70〜80分と遠く、運航は安栄観光のみで、海況により欠航しやすいのが難点。日帰りだと「行けたけれど帰れない」リスクもあるため、1泊する計画にすると安心です。波照間へ渡る予定の日は、特に運航情報をこまめに確認しましょう。
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日帰り離島めぐりのヒント
限られた日数で効率よく島を楽しむためのコツをまとめます。
・2島を組み合わせるなら、竹富+小浜、竹富+黒島など近場どうしが回しやすい。
・西表島は1島でたっぷり。送迎付きツアーで効率よく。
・複数の島を巡るなら、安栄観光の島間移動に使えるフリーパスも選択肢。
・朝の便は混みやすいので、余裕をもってターミナルへ。
👉 石垣島 2泊3日モデルコース(竹富島を含む)
👉 石垣島のおすすめビーチ
👉 宮古島と石垣島はどっちがおすすめ?
(竹富島・西表島など各島の詳しい記事は順次公開予定です)
近くて気軽な竹富島、大自然の西表島、最南端の波照間島。石垣島を拠点にすれば、性格の違う島々を一度の旅でいくつも味わえます。フェリーの時間と運航情報に気をつけて、あなたのお気に入りの島を見つけてくださいね。すてきな八重山の島めぐりになりますように。